第104章 真相の衝撃、容赦ない顔面レッド

横尾孝人は商売の嗅覚も目利きも昔から鋭い。小高英二にそう言われた瞬間、興味を掻き立てられたのは当然だった。

彼は小高に命じる。

「医療機器を一台、何とかして用意しろ。俺が直接見たい。あのシステムの“強み”をな」

N.Zグループのライセンス範囲はいまのところ広くない。システムの導入に成功した医療機器も数が限られている。となれば、誰かから借りるしかない。

だがここは海城。横尾グループの人脈は強い。小高英二はすぐに動き、ほどなくして機器を借り受けてきた。

その日の午前。横尾孝人は自ら研究開発チームのメンバー数名を連れ、システムの稼働モードを確認した。

――約1時間後。

古参の研究員た...

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